一般社団法人 愛知県木材組合連合会

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平成28年11月

愛知県産材利用の手引き

愛知県産スギ・ヒノキの基準強度及び横架材スパン表

41スパン表の利用方法

411スパン表の構成

本スパン表の構成は下記のとおりです。 ss_20151014144604

412部位について

部位別の荷重状態などの詳細は、5.5に示しますが、本スパン表の対象とする部位について、床・天井の配置や他梁の受け方のパターンを下記に示します。 ss_20151014144826 ss_20151014144912 ss_20151014145024 ss_20151014145053 ss_20151014145112 ss_20151014145126 ss_20151014145142 ss_20151014145202 ss_20151014145232 また、各表の掲載ページは以下になります。

◆垂直積雪量35cm/基準寸法910mm ⇒ こちらから ◆垂直積雪量35cm/基準寸法1000mm ⇒ こちらから ◆垂直積雪量70cm/基準寸法910mm ⇒ こちらから ◆垂直積雪量70cm/基準寸法1000mm ⇒ こちらから

413”必要最小せい”のスパン表使用例

例として、必要最小せいのスパン表を表 5に示します。これは「垂直積雪量35cm/910mm基準寸法(モジュール)/床梁a)-4/スギ/必要最小せい」の表です。(部位のパターンは図 7参照) ss_20151014151825 (表の見方)例えば建物仕様が重い仕様、床梁スパンが1820mm、床梁負担幅が455mm、材料区分がE70の場合、表 5中の点線丸枠を見て頂くことになります。梁幅105mmの場合、必要最小せいは180mmとなります。ここで、”180”と書かれた数字欄が塗りつぶされているのは必要最小せいが”応力”によって決定されたことを意味します。一方、梁幅120mmの場合、必要最小せいは150mmとなります。ここで、”150≦”と書かれた数字欄が白いのは必要最小せいが”たわみ”によって決定されたことを意味します。
本スパン表では梁せいの適用範囲を240mm、210mm、180mmに限定していますが、これらより小さい梁せいが使用可能な場合は、不経済を避けるために”≦”を付けてスパン表に表記しています。また、“-”は本スパン表の適用範囲外であることを意味しています。

414”可能最大スパン”のスパン表使用例

例として、必要最小せいのスパン表を表 6に示します。これは「垂直積雪量35cm/910mm基準寸法(モジュール)/床梁a)-4/スギ/可能最大スパン」の表です。(部位のパターンは図 7参照) ss_20151014153315