722含水率 含水率補正については、以下の図のように木材は、繊維飽和点(含水率約28%)から含水率が低下するに従ってヤング係数が増加することが知られています。 本試験の曲げ性能結果では、従来の補正方法に乗っ取り、曲げヤング係数、曲げ強度とも旧ASTMD2915により補正を行いました。近年ISOでは、乾燥により含水率が低下しても、乾燥に伴う割れの発生や、節など欠点の存在は変化しないことなどから曲げ強度については含水率補正は行わないとするなど新しい方法が採用されつつあります。