52部材の許容応力度と曲げヤング係数 521許容応力度の算出式 建築基準法施行令第89条より、部材の許容応力度の算出式は表 91のようになります。 本スパン表では、梁に大きな圧縮力または引張力が生じる場合は適用外とします。従いまして、許容応力度の計算・判定は曲げとせん断についてのみ行います。 522愛知県産木材の基準強度 曲げ基準強度については愛知県森林・林業技術センターにて実施した、木材強度試験の結果(表 1、表 2)から求めています。せん断基準強度については平成12年建設省告示第1452号に規定される数値とします。スギの基準強度は表 92、ヒノキの基準強度は表 93のようになります。 523適用となる許容応力度と曲げヤング係数 本スパン表を作成する際に適用となる許容応力度と曲げヤング係数は、スギにおいては表 94、ヒノキにおいては表 95のようになります。許容応力度は表 91を用いて算出しています。曲げヤング係数については愛知県森林・林業技術センターにて実施した、木材強度試験の結果(表 1、表 2)から求めています。