413”必要最小せい”のスパン表使用例
例として、必要最小せいのスパン表を表 5に示します。これは「垂直積雪量35cm/910mm基準寸法(モジュール)/床梁a)-4/スギ/必要最小せい」の表です。(部位のパターンは図 7参照)
(表の見方)例えば建物仕様が重い仕様、床梁スパンが1820mm、床梁負担幅が455mm、材料区分がE70の場合、表 5中の点線丸枠を見て頂くことになります。梁幅105mmの場合、必要最小せいは180mmとなります。ここで、”180”と書かれた数字欄が塗りつぶされているのは必要最小せいが”応力”によって決定されたことを意味します。一方、梁幅120mmの場合、必要最小せいは150mmとなります。ここで、”150≦”と書かれた数字欄が白いのは必要最小せいが”たわみ”によって決定されたことを意味します。
本スパン表では梁せいの適用範囲を240mm、210mm、180mmに限定していますが、これらより小さい梁せいが使用可能な場合は、不経済を避けるために”≦”を付けてスパン表に表記しています。また、“-”は本スパン表の適用範囲外であることを意味しています。
本スパン表では梁せいの適用範囲を240mm、210mm、180mmに限定していますが、これらより小さい梁せいが使用可能な場合は、不経済を避けるために”≦”を付けてスパン表に表記しています。また、“-”は本スパン表の適用範囲外であることを意味しています。