一般社団法人 愛知県木材組合連合会

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平成28年11月

愛知県産材利用の手引き

愛知県産スギ・ヒノキの基準強度及び横架材スパン表

213製材の曲げ試験

支点間距離3600mm、荷重点間距離1200mmの3等分4点荷重方式により実大材強度試験機を用いて実施しました。各荷重時のたわみや破壊時の荷重を基に、曲げヤング係数(Eb)及び曲げ強さ(Fb)を算出しました。曲げヤング係数及び曲げ強度性能値の標準試験条件への調整については、「構造用木材の強度試験法」((財)日本住宅・木材技術センター2011年3月発行)の調整方法に準じ、標準とする梁せいh=150mm、スパン=18hに調整しました。含水率補正は以下の式により15%時に調整しました。
<寸法効果調整係数>
Eb:((1+2.4h2(E/G)/(3L2-4a2))/((1+2.4h02(E/G)/(3L02-4a02))
h:試験材の梁せい、h0:150㎜、 E/G=15
L:試験時のスパン、a:荷重点支点間距離、L0,:18h0、a0:6h0
Fb:(h(S+0.2L)/(h0(S0+0.2L0))0.2
h:試験材の梁せい、h0:150㎜、
L:試験時のスパン、S:荷重点間距離、L0,:18h0、a0:6h0
<含水率調整係数>
Eb:1.14/(1.44-0.02・m)
Fb:1.25/(1.75-0.0333・m)
m:試験時の含水率(%) 18%以上はすべて18,10%以下はすべて10